「魔王ダンテ」1〜3巻完結

デビルマンでもそうなのだが、永井豪のとんでもないところは
しょっぱなから手加減なしの圧倒的な世界観を提示してしまうところだろう。
さらにすごいのは、その手加減なしがずっと容赦なく続く。
クライマックスから突然始まり、クライマックスのまま続き、クライマックスで突然終わってしまう。
あっけに取られてる間に、何かとんでもないことをしてしまったような気持ちだけが残る。
このとんでもなさは、まさに神がかっている。