2004-10-01から1ヶ月間の記事一覧
矢沢あいと同世代のりぼん作家吉住渉のいわゆる普通の恋愛漫画である。 主人公とかっこいい男子がすったもんだの末にハッピーエンドを迎えると言う 感情移入ができなければ、なんの変哲もない平凡な漫画にしあがっている。
「ご近所物語」の続編にあたる。 出版社が違うのに堂々と続編なのがとても嬉しい。 あの暖かいと言うか、気分が高揚する世界観がまた見られるのだ。 「パラキス」では、主に恋愛と思春期にありがちな自己を見失うなどの主題を軸に またもや、楽しい世界が繰…
デビルマンでもそうなのだが、永井豪のとんでもないところは しょっぱなから手加減なしの圧倒的な世界観を提示してしまうところだろう。 さらにすごいのは、その手加減なしがずっと容赦なく続く。 クライマックスから突然始まり、クライマックスのまま続き、…
吉住渉の出世作、少女漫画でありながらミステリーをからめ 若干の恋愛要素も含めているが、いかんせんウェイトが軽すぎる。 どれも中途半端で、まぁ、その辺のライトさが少女漫画としてちょうどいいのかもしれない と思わせる、作品。 こういう作品が、面白…
こういう発言はマイノリティだし敵を作るかもしれないが あえて言うと、久米田康治はとても打率の低い漫画家だ。 たまに面白い事を描くが、ほとんどくだらないギャグともならないギャグ。 寒いことを前提とした、悪あがきのギャグ。 意味のないシモネタのた…
アニメ化もされた矢沢あいの出世作。 少女漫画のセオリーである恋愛ものであるが サブキャラの描き込みがとても丁寧でそのおかげで世界観がきれいに構成されている。 少女漫画ならずともマンガにおける、その世界観に引き込む力は大切で この「ご近所物語」…
壮大な世界観を提示しておいてあとは話が進むうちにその全貌がわかっていく という手法で描かれたマンガ。 ただ、結局何が言いたいのか全然わからない。
NANAで大ブレイク中の矢沢あいの出世作。 まだこのころは普通の少女漫画という感じで 主人公とかっこいい男子がすったもんだの末くっつくという話。 ただ、片鱗を見せているのは回りのサブキャラの書き込みが丁寧だというあたり。
展開が早いのでサクサク読めるのだがまるで面白くはない。 ドラゴンクエストに尋常ならざる思い入れのある人なら楽しめるのかもしれないが。 あと、ラストがものすごいあっさりしてる。 結局ラスボス一撃で倒してやんの。
まぁ、80年代のギャグマンガ、しかもパロディマンガなんか 読み返すようなもんじゃないな…。
従来の、努力、友情、勝利の型から脱却するために 覚醒、友情、勝利というパターンで描かれたマンガ。 敵が順を追って強くなるという型もいやらしいほどにはっきり描かれている。 ここまで王道なのになんでB級っぽい感じがするんだろう。 線の書き込みが太…
毒にも薬にもならない、箸にも棒にも引っかからないマンガ。 どんなときに需要があるかというと、脳みそを使わずに暇つぶしをしたいときに有効。 面白いマンガを読みたい人には不必要。