「バガボンド」01-20巻

宮本武蔵とそれに絡む人々の話。
こういう物語、それもマンガにおいては、強さの由来と言うのは大切で
背負ってるものが大きいから強いとか
これだけとんでもない修行をしたから強いとか
精神的に、なにかを乗り越えたから強い、
と言う感じの強さの説得力が必要だと思うんだが
武蔵はともかく、後半の主人公である小次郎には
なんとなくそれが感じられず、
耳が聞こえないから自然と一体になって強いのか?
それでいいのか?
あと、身体つきが華奢じゃないか?
と、ちょっと疑問視してしまう部分が多いのだが
まぁ、さすがに筆でかかれてるだけあって
思いっきり勢いのあるマンガになってる。
どんどん物語が進むスピードが遅くなってるのが気になるが…。